「いわき新舞子ハイツ4月から民間に譲渡」14日、いわき市議会へ追加提案

公共関連 14/03/2019

2億8257万円で常光サービスに売却へ「イノベーションへ乗り出す初の観光事業」

 関係者によると、いわき市(清水敏男市長)は、経営難に陥っていた「いわき新舞子ハイツ・上遠野洋一理事長=同市副市長」を民間企業に売却することになった。いわき市議会最終日となる14日、追加提案することになった。同ハイツの譲渡額は、2億8257万円となり同市は議決を得て正式に常光サービスに売却するが、イノベーション事業の一環と位置付けた理由だ。このほど、同市は民間企業に譲渡する目的で業界に呼びかけていたが、同社はイノベーションへ乗り出す初めての観光事業を構築する。同市内の業者に公告していたもので、譲渡を望んでいたのは同社1社だけだったという。

 同ハイツは、一般財団法人いわき勤労福祉事業団となるが、営業内収支は約4384万円の欠損となっている。また、営業外収支では風評被害賠償金などを含め全体の収支は約529万円の欠損となる。2016年度の決算では、収入が3億5448万3130円、支出は3億577万1321円で、収支差額528万8191円マイナスとなる。

 同ハイツは、ナトリウム塩化温泉保養所の機能を持っており、プールや運動施設、ウォータースライダー、ジャグジー、アスレチックジムなどがある。一般部屋数は和室28室、洋室5室、200人収容の多目的ホール、スクール形式右近50人、左近100人、鶴40人の小宴会場やカラオケルームも完備し、温泉付き和洋特別室もある。

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)

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