9日まで「BunkamuraGallery」東急本店で9日まで開催

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 スペインのラ・マンチャに住んでいる福島県いわき市出身の画家、阿部幸洋さん(64)の新作油彩展「光と空気を閉じ込めた、孤高の心象空間」は、9日まで、東京都渋谷区の東急本店のBunkamura Gallery=写真=で開催している。東急本店1階の広々としたギャラリーで、残りあと3日間、入場は無料で午前10時から午後7時30分までとなる。在廊日は毎日正午から午後6時までとなる。来場者はスペインのラ・マンチャなどの光と空気を閉じ込めた作品に満足している。展示作品は、5号から30号までの50点の力作。今回は初めて5号も作品を展示した。

 阿部さんは、故郷の同市と東京・銀座などの画廊で個展を開き、スペインの風景画などを得意としてスペインあるトメジョーソのアトリエで作品の仕上げを行ってきた。キャンバス向き合って約35年となるが、主に心象風景を描いている。これまで2500点以上の油絵、パステル、版画を完成させている。阿部さんは、日本国際美術展、日仏現代美術展、シェル美術展などで入選の実績がある画家で、1年に2度、いわき市と東京都内の画廊などで個展を開いている。スペインは、気候的に油絵の作品作りに適しているという。

 個展では、アントニオ・ロペス・トーレス美術館(スペイン)で展示した作品と新作の油絵、これまでの銅版画作品、合計約50点の作品を展示しているが、赤い瓦屋根、白い壁の古い街並みを油彩で表現、光や風、空気を閉じ込めた文字通りの孤高の独創性のある空間である。

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)