「小名浜港の施設を海から勉強」国交省小名浜港湾事務所

「港湾クルーズを楽しむ家族ずれ」フェニックスからカモメ

 春分の日の21日、国土交通省東北地方整備局小名浜港湾事務所は、港湾の知識向上のため、福島県いわき市民の家族を対象に「小名浜港親子見学会」を実施した。
この見学会に招待された親子約260人は、午前と午後に分かれて観光遊覧船「ふぇにっくす」に乗船した。約1時間かけて観光遊覧船で港のエリアを海から見るもので、船内では職員が物流や観光に役立つ港として、ちょっとした港湾機能などの説明を行った。

 ちびっ子たちは観光気分でカモメに餌を与えるなど楽しんでいた。
同事務所企画調整課の職員が「小名浜港湾施設の理解を深めてもらい家族が楽しめるよう遊覧を行っている」と語る。同港湾事務所では、これまで5回目の遊覧船招待だが、機会があれば、また港湾を船で見学してもらいたい」と話している。

「港湾クルーズを楽しむ家族ずれ」フェニックスから大型クレーン

 同港では国際物流港となる東港地区、面積54万平方mの埋め立てを行っており、世界最大級の貨物船が入港できる第一岸壁、長さ370m、水深18mはほぼ完成、石炭などの荷役を行う大型クレーンも設置された。このほか小名浜マリンブリッジ、第一の高さは24・5m、延長927mも完成した。12万トン級の大型船舶が接岸できる東港として利用するが、埋め立ては18年度の完成を目指している。

 同港湾事務所によると「近い将来、大型客船の飛鳥Ⅱクラスの船舶を停泊できるよう3号ふ頭、全長350m西側の岸壁を改造して接岸できるようにしたい」と語る。

写真は、組み立てられた石炭荷役の大型クレーンとカモメに餌をやる親子

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)