福島県いわき市の「いわき平競輪場に7億7600万円投じる」日本道路が受注完成

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 福島県いわき市にある「いわき平競輪場のバンク」(競走路)の改修工事が急ピッチで進められていたが、11月24日、土色、水色、緑色のカラー3色舗装工事に、バンクゴールのIWAKI TAIRAk黄色配色も終え完成、競輪選手6人が初テスト走行した。

 新しくできあがったバンクで、本紙は、24日、午後5時30分ごろからいわき市・公営競技事務所の諏江仁次長の案内で、真新しいバンクエリアで選手が走行する取材を行った。バンクは、真昼よりも明るい夜間用照明で浮かび上がったメーン施設やバック施設を含め、帯のように3色で配色された真新しいバンクも浮かび上がった。2006年10月に全国で初めての空中バンクを作った競輪場としてファンから親しまれてきた。しかし、10年が過ぎバンクも亀裂やひび割れが入るなど公正、安全なレース運営に支障が出ては大変と改修工事に入った。12月に竣工・確認検査を終えてファンに快適な観戦環境のもとで競輪ファンの期待にこたえる。

 文字通り真新しいリニューアールバンクの完成で、12月19日から21日までの3日間に渡り、F1阿倍道杯のナイター戦を行うことにも決まっている。同市公営競技事務所の根本茂信所長によると、運営するバンクは一周400㍍、総事業費7億7600万円を投じ、建設していたもので、アスファルト材4層(厚さ15㌢程度)に重ね舗装で仕上げるもので、ストレートアスファルトに添加物を加え改質し、ひび割れ発生の抑制、耐久性の向上を図った。バンクは、原油を蒸留して作られる。競輪場のバンク工事ができるのは、日本で2社だけという。この競輪場は、日本道路が工事を受注した。14年度は152億3698万円の売り上げがあった。一般会計繰越金は5億円。市の台所に貢献している。競輪ファンは競輪開催行政へ財政面でも協力している。

写真は、改修舗装工事が終え、真新しいバンクでテスト走行する競輪選手と3色に舗装された1周400メートルのバンク

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)