「農林水産部長に鈴木善明氏、病院局長に渡邊伸一郎氏、議会事務局長に加藤弘司氏ら有力

 関係者によると、清水敏男・いわき市長の新年度部長級人事が、15日までに固まったという。清水市長は昨年の人事で、いわき市制始まって以来の女性部長を誕生させたが、今年の目玉人事はなく、農林水産部長の起用が中心的に動く。現役部長のコマ動かしとなる移動は少ないと思われるが、常識的に有力な部長職人材は、産業振興部次長の渡邊伸一郎氏(54)と財政部次長の加藤弘司氏(55)と産業振興部次長の渡邉一弘氏(54)の3人、次いで生活環境部次長の鈴木隆氏(59)や会計室長の遠藤喜一氏(59)、監査事務局の小野広澄氏(56)、共立病院事務局次長の飯塚修一氏(54)、地域医療介護室長の飯尾仁氏(55)、常磐支所長の高萩文克氏(55)ら少数となっている。都市建設部次長の高田浩一氏(57)は、現役の都市建設部長が来年度退職となるため、部長の技術職では2019年度の土木部長・都市建設部長人事に期待すされる。

 現役部長らのコマ動かしをしければ、部長の退職組となる農林水産部の村上央氏の後任には、共立病院事務局長の鈴木善明氏(57)、同事務局長の後釜に渡邊伸一郎氏、議会事務局長の増子裕昭氏の後釜に加藤弘司氏、会計管理者の高橋伸利氏の後釜に渡邉一弘氏、鈴木隆氏、小野広澄氏が有力となっている。公営競技事務所長の杉岡雄二氏の後釜には高萩文克氏らが有力だ。

 昨年行われた特別職人事と保健福祉部長の昇格では、内部からも批判が続出した。保健福祉部長の小野益生氏(59)が代表監査に、同部次長の高沢祐三氏(59)が同部長昇格となった。上遠野副市長によるおともだち人事で私物化したと批判された。

 このほか、若手職員のも含め、一長一短はあるが残す2年前後退職組が多く、部長職能力として疑問符が付き、抜擢できないのが現状だ。おともだち人事の私物化は避けるべきだ。
 昨年度は「職員にやる気を起こさせる」「発想の転換」「魅力あるいわき市づくり」などを促進するため、若手起用の理由となった。が、新年度の人事も人材不足で、やや若手を起用せざるをいないという。一方、昨年同様に部長職となる参与や技監といった制度も採用するものと見られている。

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 この3月いっぱいで部長3人と、参与の杉岡氏、芸術文化交流館長の平野明彦氏や技監の都市建設部次長兼務の吉田正三氏3人が退職することになっている。3月末退職年齢は60歳となる。

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)