森氏(自民党)が3選「復興の前進を約束」

政治関連 22/07/2019

水野氏(4野党共闘の新人)善戦も約10万票差で敗れる「野党対決で大荒れも比例区含め自民勝利飾る」

 第25回参院選の福島選挙区は、自民党公認、公明党推薦の元少子化担当大臣・現職の森雅子候補(54)=いわき市、2期・自民党公認、公明党推薦=が相手候補者を引き離し大差で3回目の当選を果たした。森氏は「復興の前進などを約束する」と語った。得票数は44万5547票と、元県議新人の水野さち子候補(57)=会津若松市、無所属、国民民主、立憲民主、社民、共産の4党野党共闘=に10万546票の差をつけて勝利した。水野氏は34万5001票だった。政治団体(NHKから国民を守る党)で会社役員の田山雅仁氏(35)=市原市(千葉県)新人・同党公認=は3万3326票で善戦したほうだ。同党の票はNHKの運営するシステムに抵抗をする有権者が予想以上に多かったといえよう。自民党は福島県から立候補した比例区候補者も当選を果たした。

 水野は4党共闘で戦ったが、NHKの開票速報・報道によると、郡部のほとんどの町村で約1000票から約2000票前後引き離され、善戦できなかった。森氏の10万票差は、各マスコミ機関なども終盤、森氏1歩リードと報じた新聞もあったが、NHKなどの出口調査まで予想できなかったといえる。いわき経済報も投票率55%と見込み=7月20日ネット既報=で、森氏約45万票、水野氏43万で接戦と見ていたが、国民にあまり支持されない政党も含め、野党共闘となったことや安倍晋三首相の批判、知名度が低かった、福島第一原発の事故後の当時の野党政権のいい加減さなどの影響により、票の伸び悩みで勝利できなかったといえよう。

 投票率は前回と比較し、4・71%マイナスで、52・41%にとどまった。森氏はNHKの出口調査でも自民党はもちろんだが、野党各党にも少しながらも食い込んだ。それにしても森氏の善戦は、有権者が期待しているという証なので公約は絶対的に守ってほしいものだ。森氏に対する若手候補者、インターネットの影響は大きかったようだ。

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)

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