「こどもみらい部長に高萩文克氏、農林水産部長に本田和弘氏、会計管理者に鈴木隆氏、議会事務局長に山﨑俊克氏ら内定

 いわき市によると、清水敏男・いわき市長の新年度部長級人事が16日までに内定した。今年の目玉人事はなく、こどもみらい部長をコマ動かしで、農林水産部長の起用が中心的に動いた。本庁次長勤務経験のない常磐支所長を抜擢した人事が目に付く。上遠野洋一副市長人事が露呈したといえる。

 農林水産部長には、こどもみらい部長の本田和弘氏(57)を起用する。こどもみらい部長には、常磐支所長の高萩文克氏(55)、会計管理者には、生活環境部次長の鈴木隆氏(59)、議会事務局長には、同次長の山﨑俊克氏(57)をそれぞれ部長職として起用することが内定した。

 また、次長職となる文化スポーツ室長には、創生推進課長の津田一浩氏(51)、観光交流室長には、市民協働部次長の山本美晴氏(54)、市民協働部次長には、産業振興部次長の渡邉一弘氏(54)、生活環境部次長には、農業委員会事務局長の黒川政彦氏(58)、産業振興部次長には、文化スポーツ室長の高田悟氏(56)、都市建設部技監・次長が退職するため、同部次長・総合調整担当として同部次長の高田浩一氏(57)、同部次長には、土木部河川課長の近藤孝幸氏(58)、議会事務局次長には、内郷支所長の国井紀子氏(58)、公営競技事務所長(公営競輪)には、スポーツ振興課長の小針正人氏(54)、常磐支所長には、観光交流室長の千葉伸一郎氏(53)、農業委員会事務局長には、生活排水対策室経営企画課長の太清光氏(56)を起用する。同市の人事内示は3月22日ごろとなる。

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 昨年行われた特別職人事と保健福祉部長の昇格では、内部からも批判が続出した。保健福祉部長の小野益生氏(59)が代表監査に、同部次長の高沢祐三氏(59)が同部長昇格となった。上遠野副市長の後輩先輩としたおともだち人事で私物化したと批判された。今回の人事では、内部的に誰が見ても優秀な次長クラス人材の昇格を見送った清水市政運営に支障が出るものと見られ、市政発展には程遠い人材の配置となった。
 一方、上遠野副市長によると、昨年同様に部長職となる参与や技監といった制度も採用するものと見られているが、職制を導入するかは未定だ。

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)