会長に赤津一夫氏、幹事長に馬上卓也氏、総務会長に田頭氏、政調会長に鈴木演氏が就任

 福島県いわき市の清水敏男・市長の選挙母体会派となるいわき市議会の清政会(小野邦弘会長=65=ら9人)は、意見の相違で分裂したことが分かった。1日午後、同市議会事務局に新たな会派届出を行った。

 新たな会派は、会長に赤津一夫氏(62)、副会長には蛭田克氏(65)と吉田実貴人氏(49)、幹事長に馬上卓也氏(58)、総務・広報会長に田頭弘毅氏(45)、政務調査会長・会計に鈴木演氏(38)、顧問・監査に磯上佐太彦氏(78)がそれぞれ就任した。
新会派は7人の侍ならぬ7人で結成、それぞれ結束力が旺盛であり、市政の運営に是々非々の考えで望むという。
一誠会は、清水市政の路線を歩むとしているが、清水市長の選挙母体が崩れたことにより、市民などから清水市長への風当たりは強く、議会運営に山あり谷ありとなること必至だ。清政会は小野会長を中心に、歯車が動いていたが、清水市長2期目当選後には、どうも歯車がかみ合わず会派内で意見の相違があった。新会派は、市政運営に市民のため邁進するという。小野会長は、清政会を単独運営、石井敏郎副会長(65)は、清政会を去り改革の会を単独で結成した。

 新たな会派の結成で、同市議会の会派構成は、志帥会11人、一誠会7人、創世会6人、公明党と日本共産党いわき市議団それぞれ4人、つつじの会3人となり、清政会の小野邦弘氏と改革の会の石井敏郎氏は単独会派となった。

 一方、一誠会の新会派結成で、志帥会などから合流する議員の出現もありうるため、実現した場合は一誠会は最大会派となる。
清政会9人の分裂、一誠会の結成の背景には、会派運営の文字通り意見の相違があった。いわき経済報の調査によると、詳細の理由はさけるが、清水市長に対する諸問題や会派の個々の問題などにくすぶることが多く、発展的な意見が非現実的となっていた。
 清水市長は、選挙母体会派に対するうぬぼれた態度も、ひとごとのような厚顔無恥の市政が分裂を招いたといえる。
 清政会の分解で、経済界などは一誠会に大きな期待を持っており、市民本位の市政、清水市長ペースに巻き込まれない運営を市民は望んでおり、文字通り清水市政に対する是々非々で取り組むことを市民は期待している。

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)