会長に赤津一夫氏、幹事長に馬上卓也氏、総務会長に田頭氏、政調会長に鈴木演氏が就任

 関係者によると9月30日までに、福島県いわき市の清水敏男・市長の母体となるいわき市議会の清政会(小野邦弘会長ら9人)は、意見の相違で分裂したことが分かった。1日午後、同市議会に正式に新会派届出を行った。

 新たな会派は、会長に赤津一夫氏(62)が決まり、副会長には蛭田克氏(65)と吉田実貴人氏(49)、幹事長に馬上卓也氏(58)、総務会長に田頭弘毅氏(45)、政調会長兼会計に鈴木演氏(38)、相談役に磯上佐太彦氏(78)がそれぞれ就任した。
新会派は合計7人の侍ならぬ結束力が旺盛であり、市政の運営に是々非々の考えで望むという。清水市長の選挙母体が崩れたことにより、市民などから清水市長への風当たりは増すばかりで、議会運営に山あり谷あり必至となる。清政会は小野会長を中心に、歯車が動いていたが、清水市長2期目当選後には、どうも歯車がかみ合わず会派内で意見の相違があった。新会派は、市政運営に市民のため邁進するという。

 この新たな会派設立で、同市議会の会派構成は、志帥会11人、一誠会7人、創世会6人、公明党と日本共産党いわき市議団それぞれ4人、つつじの会3人となり、清政会の小野邦弘氏と石井敏郎氏の2人は各新会派を作るという。

 一方、一誠会の新会派設立で、他会派から合流する議員の出現もありうるため、実現した場合は最大会派となる。
清清会9人の分裂、一誠会の新設立背景には、会派運営の文字通り意見の相違があった。いわき経済報の調査によると、詳細の理由はさけるが、清水市長に対する諸問題や会派の個々の問題などにくすぶることが多く、発展的な意見が非現実的となっていた。
 清水市長の選挙母体会派に対する態度も、ひとごとのような厚顔無恥の市政が分裂を招いたといえる。この会派分解で、新会派に大きな期待を持っており、市民本位の市政、清水市長ペースに巻き込まれない運営を市民は望んでおり、文字通り市民のための新会派となってほしいものである。

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)