2月市議会最終日に正式に表明へ再選目指す

いわき市長清水氏

 福島県いわき市の清水敏男市長(53)市長は、任期が残すところ7カ月余りとなった。23日から始まる2月市議会定例会で正式に再選を目指し立候補を表明することになった。関係者によると、同議会3月16日の最終日に、9月に行われる市長選挙に立候補を正式に表明するものと見られる。

 清水市長は2013年9月に実施した市長選で、5万5367票を獲得した。元市長の渡辺敬夫氏(71)に、7188票引き離して初勝利したもの。

 清水市長は初当選以来、3・11の東日本大震災被害の復旧・復興に全力投球するなど、最近では、市民に関係する子育ての支援に予算を計上するなど活躍している。この2月議会には、1445億円の一般会計予算を市議会に上程、対前年度予算53億9500万円を上回る計上で市政運営を図る予定だ。子育てに伴う保育料引き下げに1人当たり、年間3万7000円、保育入所人口当たり、年間総額2億2000万円規模の予算を組むことにしている。「医・職・住」の観点からは市民の雇用などを守るとし、四倉中核工業団地への工場誘致、バッテリーバレーなどを構築するため、イベントへの予算確保も確保する。このほか大学生の奨学金返還の負担を軽減するため市内などの事業所に就職する条件で奨学金返還を支援するのに1億2000万円を確保する。清水市長のほか、現状では正式に立候補表明している人物はいない。

 清水市長は1963年いわき市生まれ。82年に福島県立磐城高等学校卒、87年に日本大学法学部卒、92年9月に市議会議員初当選、99年4月に福島県議会議員に2011初当選した。2011年に自由民主党福島県連総務会長就任、県議会の子育て支援対策特別委員会委員長などを歴任している。

◆写真「2月市議会最終日に正式に立候補表明する清水敏男市長」

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)