清水敏男後援会連合会長に遠藤元市議就任「幹部に相談なく清水市長が独断で決める」有力支持者離れる

政治関連 10/07/2019

保守派系ますます分裂「独り相撲に役員会で波乱呼び政治活動に支障あり」

 福島県いわき市の清水敏男(55)市長=無所属=はこのほど、清水敏男後援会連合会の拡大役員会の席上、矢内忠会長を更迭し、新たに遠藤重政(81)元市議会議員を会長にする方針を伝えた。同連合会役員会は8日、同市内で開き、清水市長から遠藤元市議を会長にすると報告があった。この席上、「遠藤元市議は、さきの市長選挙で宇佐美登立候補者を支持、しかも選挙対策本部の幹部を務めた人物だ」と、宇佐美立候補者を支持した人物をなぜ会長にするのかと厳しい意見が飛び出した。

 清水市長は、同連合会幹部や市長の母体となる市議会会派の自民党一誠会議員らと相談もなく、6月30日に同市内で開いたマハロの会(女性陣の集まり)で、遠藤元市議を会長にすると公言した。同連合会の幹部らは、鈴木勝夫副会長(平果会長)を推薦していただけに、関係者は肩を落とした。が、清水市長は、鈴木副会長を訪れ、遠藤元市議を会長にしたいと告げ、理解を求めたというが、同連合会の内部は分裂状態までに発展する危機が迫っている。
同連合会は、独自で会長などの役員を決められないまま、清水市長自ら会長を決めたという出来事に、内部から前代未聞・異例だと反発がでている。

 どうも清水市長は、自民党保守系が分裂しているため、約2年後に行われる3期目の改選時の市長選挙で、各自民党員で構成する志帥会(11人)と一誠会(6人)の協力を求めたいために、遠藤元市議を会長にしたというが、現在、志帥会と一誠会は水と油のように分離するという組織であり、市長選挙などのしこりもあり、2会派が合体するのは至難の業だ。自民党保守系を抱き込もうとする作戦は、先行き荒波が立つのは必至で、同後援会連合会から離れていく支持者が多くなるものとみられている。すでに、清水市長支持者の有力者数人は、支持できないとして離れている。
 「なんでも清水市長が勝手に決める。独り相撲で同連合会は組織があってないようなものだ。今後は政治活動に支障が出るのは必至だ」と内部の声である。清水市長が独断で決めた会長人事は、政治活動に支障をきたすのは必至となっている。8月1日の同連合会の総会で正式に発表するという。(文中敬称略)

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)

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