あす5日、いわき市の臨時市議会で正副議長候補決めるも波乱

 関係者によると、いわき市議会は9月29日、各派代表者会議を開き、同市議会正副議長の候補者を決めたが、4日までに石井敏郎市議副議長には反対と日本共産党いわき市議団のクレームに、最大会派・志帥会の動揺で始まった。29日には、議長には最大会派・志帥会から菅波健氏(59)が、副議長には第2会派の清政会から石井敏郎氏(63)が、それぞれ立候補することを決めた。福島県紙である福島民報や福島民友新聞も報道した。この騒動に対して、同市議会議員複数が、いわき経済報に対し情報を提供した。一方、この正副議長の選出騒動とは別に、富山市議会の政務調査費で全国的に騒動が広まっており、同市議会でも政務調査費の不正はあるのか・ないのかと、いわき経済報に対し、読者は事実関係を報道して欲しいとその意見を寄せている。

 あす5日の同市の臨時市議会の石井議員の副議長立候補扱いに注目される。

 10月5日、午前10時から開催予定の臨時市議会で正式に立候補するはずだった。
関係者の話によると、日本共産党いわき市議団らほかの会派から立候補者が出現したとしても、市議会定数37人であることから志帥会、清政会の合計20人で賛成票が多数で決定することになっているといわき経済報が電子版で報道した。

 この臨時市議会で、同市議会議員から市の監査委員選任2人の同意を巡り、石井議員が、市監査委員が、市の監査業務は、質問できないのではないかと発言したのに、日本共産党いわき市議団の議員がクレームを付けたという。不満を持ち石井議員の副議長候補に反対し、志帥会や公明党などの各会派に談判に走ったという噂。
菅波議員も4年前の市議会本会議で、社会的に好ましくない発言をしたとして日本共産党いわき市議団が不信任案を提出した経緯があったという。同市議会正副議長は、市民を代表するトップレベルの公僕であり、資質を疑われるような発言は慎まなければいけない。ほかの会派からの談判で、動揺する最大会派の考え、今後の議会運営に波乱を呼ぶものと見られる。

 志帥会は佐藤和美氏(47=会長)ら11人で構成、清政会は小野邦弘氏(63=会長)ら9人で構成、正副議長は最大会派などから立候補者を選定する慣例がある。任期は基本的に4年となっているが、約束事を履行するという任期は2年となる。これも市民を馬鹿にした持ち回り正副議長となる。

 各会派の創世会は、上壁充氏(60=会長)ら6人、日本共産党いわき市議団は、伊藤浩之氏(55=団長)ら4人、公明党は、小野茂氏(57=幹事長)ら4人、つつじの会は、阿部秀文氏(61=代表)ら3人となる。各会派構成は10月1日から発足、各会派の同市議会が正式にスタートしたが、あすの臨時議会が注目される。どうも個人的に気に入らない状況をでっち上げて反対に走る同市議会議員がいるようだ。これでは、議会の私物化と同様で市の発展は期待できないと良識ある議員がぼやいている。

 最大会派の志帥会は、これを契機に正副議長の独占を考えているとしたら、言語道断であり、纏め役として努力しなければ同市議会の恥である。各会派の出方が注目される。(敬称略)

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)

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