清水市長再選で首脳部入れ替え「病院事業管理者の平則夫氏は留任同意求める」

 福島県いわき市長の清水敏男氏(54)は、このほど実施した同市長選で再選を果たしたが、新たな特別職を選任するため、10月9日に任期満了となる副市長の上遠野洋一氏(68)と、同市立総合磐城共立病院事業管理者の平則夫氏(85)2人の人事案件を提出する。平氏に対しては引き続き慰留の同意を求めるが、上遠野氏は1期4年を市政運営に尽力、清水市長を補佐してきたが後進に副市長の座を譲るとして退任する意向だが、清水市長の判断が待たれる。

 市議会臨時議会は午前10時から開かれ、上遠野氏退任の場合は、新たな副市長選任同意と、平氏の留任同意を求める方針だ。
清水市長は、福島県から採用した鈴木典弘氏(58)は、任期が2020年3月いっぱいとなるが、早ければ来年3月に任期途中で県へ戻る予定だ。教育長(教育委員会委員)の吉田尚氏(62)は来年3月末までに任期があるのと、代表監査委員の木村清氏(65)と、水道事業管理者の仲野治郎氏(67)は、この11月11日までの任期を全うしてもらう予定だ。

 この市議会で一部新たに特別職を選任するもので、清水市長は、福島県職員から召請する人事を含め検討に入っているが、いずれ鈴木氏は、福島県当局に復帰する方針でいる。水道事業管理者は地方公営企業法第7条の2の規定に基づき任期切れ前に清水市長が新たな人選を進め内部任命することになる。
 清水市長は2期目の政策を構築するため、慎重に人事を進める方針。上遠野氏の辞意が固い場合は、行政などに精通した人選を行うことになりそうだ。

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)