「いわき市長選あす投票」現・元・新3候補とも最後の訴え

政治関連 09/09/2017

「清水氏有力、渡辺氏、宇佐美氏追うも苦戦」地域医療・福祉や子育て、高齢者対策、復興仕上げに奔走

 任期満了伴ういわき市長選は、明日10日、投票が行われる。届け出順に新人の宇佐美登(50)と元職の渡辺敬夫(71)と現職の清水敏男(54=自民党推薦)各候補者無所属が激しい選挙戦を展開しているが、3候補とも大票田となる同市平の中心街などで有権者へ支持を訴える。

 宇佐美候補はJRいわき駅近くなどで、渡辺候補はいわきワシントンホテル前で、清水候補はJRいわき駅前で、それぞれ演説を行い最後の支持を呼びかける。いわき経済報の調査によると、投票率は48%から50%前後、約14万票と予測されるが、各候補陣営は50%と予測しているという。いわき経済報の予測だと約14万票を3候補で争う形だが、清水候補が有力、意外と伸び悩みは渡辺候補、善戦の宇佐美候補が追う形となっており苦戦だ。今回の選挙はかつてないビラによる相手候補の批判や誹謗中傷などが目立つ戦いとなっている。

 投票は午前7から同市内138カ所の投票場で実施される。いわき市選挙管理委員会事務局によると2日現在の有権者数は27万7150人(女14万1721人、男13万5429人)となる。

 大震災後、4年前の市長選では復興施策が争点に争われたが、今回は復興の仕上げとともに―

「震災や原発事故などの災害時における強力なリーダーシップ、地域医療や福祉・子育て、老人対策のほか、人口減少を防ぐ施策として企業の誘致、学生支援で出身地への就職など将来像を描く展開となっており、各候補とも市民に魅力あるマチづくりを示すことができるか」

―が焦点となる。

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 清水氏は「市民とともに創るまちづくり」を旗印に、イノベーション構想や子育て、高齢化対策、市立総合磐城共立病院の構築、トヨタ進出で水素燃料電池バスの実現、75歳からの高齢者向けバス・タクシー利用券の優遇、いわきFCスタジアム誘致などを訴えている。

 渡辺氏は「情熱とぬくもりのまち」構築を訴え、医療福祉の充実、幼児教育の無償化、イノベーション構想の都市づくり、工業団地の整備、欧米型スポーツ産業構築、平城反対などを掲げている。

 宇佐美氏は「日本一の地域医療の構築」目指すとしており、医療や福祉、救命救急体制の改善などの充実に特化、約束を守る政治などと草の根運動で攻めの構えで浸透を目指している。


■写真は左から清水敏男候補・宇佐美登候補・渡辺敬夫候補

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)

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