「専務理事に小林事務局長(常務理事)」いわき商議所

公共関連 29/09/2019

上遠野専務理事は後進に道を譲り勇退

 いわき商工会議所(会頭・小野栄重氏、福島県いわき市)専務理事の上遠野直人氏(71)は、後進に道を譲るため今期で勇退することが、27日までに分かった。専務理事の後任には、常務理事で事務局長の小林裕明氏(62)が抜擢される見込みだ。
 小林氏は、磐城高校、1984年に早稲田大学法学部卒、同商議所に入り、2018年までの約34年間一筋に同商議所勤務、業務部や地域振興部を経験し、地域活性化、マチづくりなどを主として同市の産業振興や文化などに力を注いできた。19年に同商議所常務理事、事務局長に就任した。

 上遠野氏は、2008年3月に、いわき市役所を早期退職したが、同市東京事務所次長、秘書課長、市民生活部長、議会事務局長を歴任、部下職員や市議会議員などから信頼が厚く、当時の会頭だった故・有賀敬四郎氏から08年4月に同商議所専務理事に抜擢された。
 「前・有賀会頭が体調を崩して任期途中で退任、現・小野会頭が就任するまでの間に東日本大震災が発生、短期間ではあったが被災三県の中で唯一会頭不在の状況下で大震災対策の陣頭に立った」と上遠野氏は思い出を語った。
 同市経済界の縁の下の力持ちならぬ協力、財界人から信頼が厚く、現会頭から引き続き要請され、19年10月いっぱいまで11年6カ月という時間を会頭、副会頭らを支え、同商議所のために尽力された。
小野氏は「専務理事は、長年に渡り会議所(同商議所)のため力を貸してくれました。引き続き慰留を求めましたが、意志が固く、個人の意思を尊重しました」と語り、惜しまれての勇退となる。同商議所スタート以来、10年以上に渡り専務理事を務めたのは過去にはないという。

いわき商工会議所・上遠野専務理事

 会頭の小野栄重氏(65=2011年4月就任、3期目、オノエー社長)は、10月31日に任期満了を迎えるが、引き続き会頭職にとどまる方針でいる。=いわき経済報19年9月27日電子版既報。

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)

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