「小名浜海陸運送でクラスター発生、計8人に拡大」公表せず

公共関連 14/04/2021

東日本国際大学に次いで新型肺炎の集団感染

 新型コロナウイルスの感染拡大で、大阪が1000人超えた。緊急事態宣言の初めの発令から7日で1年が過ぎたが、福島県いわき市(清水敏男市長)にある昌平黌(緑川浩司理事長)の運営する東日本国際大学(吉村作治学長)野球部で部員149人のうちこれまで感染集団は合計42人が感染した。=2021年4月9日、いわき経済報電子版既報=としているが、関係者の14日の情報によると、同市内では、小名浜海陸運送(大曲一行社長=従業員約280人)の従業員が、同コロナウイルスに合計8人、感染していることが判明、市民のためにも明らかにしてほしいと投稿した。同海陸運送では「隠すつもりはない」としている。
 同海陸運送は、コロナウイルス感染を14日までに明らかにしていない。同海陸運送は小名浜港などの荷役を一手に引き受けている港湾関係の会社で、同港の貨物荷揚げはほとんど、ストップしているという。いわき経済報に対し、吉原正文(まさとし)部長は「隠すつもりはない(コロナ)対策を練っている」とコメントした。

■小名浜港の荷揚げストップ
 いわき市(清水敏男市長)は、事業所が公表していないとし、マスコミに発表を避けている。同海陸運送のクラスターは、4月8日に1人の陽性が確認され、次々に感染、全員が男性となっている。大量のクラスター発生で、清水市政がプライバシー保護などで発表しないとしているが、不安が高まる市民は、さらにリスクが高まる。清水市政に「市民に発表しないのは異常だ。どこでコロナウイルスに感染するか分からず不安である」と市内在住のSさんがぼやく。

 また、東日本国際大学のコロナ隠しも責任逃れで、昌平黌の緑川理事長、福迫昌之硬式野球部長らの責任は重い。緑川理事長や福迫部長(学長代行)は、いわき経済報の記者の取材に対し、中村隆之教授に下駄を預け、取材には応じていない。

■緑川理事長・福迫野球部長ら責任逃れに批判
 同国際大学の野球部員は、宮城県が独自の緊急事態宣言を出した後、コロナ感染が心配されている3月下旬、仙台市と石巻市で30人での宿泊遠征を、さらに茨城にも遠征した。
 また、硬式野球部長を務める福迫同部長らは、野球部員は発熱など倦怠感があり、診療所提携をしているいわき市内の「なかにし内科クリニック」(中西文雄院長)で診察したが医師に、風邪や副鼻腔炎と診断されたため、PCR検査は行われなかったという。男子部員は体調不良を訴えたが、練習に参加していた。緑川理事長や福迫同部長は、コロナを甘く見ていると遠征野球に関係者から批判がでていた。

 同市では、13日までにコロナ感染9人の陽性が判明、合計388人となった。このうち370人が市内、18人が市外居住者となる。関係者は感染状況に大きな衝撃のほか危機感を抱いている。
 これまで福島県内では、2856人が感染、3月中に郡山市や福島市などで感染者が多く発生しているが、清水市長は、約100㌔離れた郡山市などから同市医療センターにコロナ感染患者を受け入れ、危機感がなかった。市民からは、コロナ患者がクラスターとして発生する不安が予測していただけに、清水市長の対応に疑問が残る。

 同市医療センターは、コロナ患者用6床、結核など感染症15床、合計21床のほかICU重症者向け3床あるが、感染者拡大を防がないと一般病床を含め700床あるものの、一般患者の入院病床が狭められる。すでに医療非常事態に近づいている。

小名浜海陸運送

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