「山守市議が金持参と、清水市長が知人に爆弾証言か」

政治関連 16/12/2019

住吉神社9月の例大祭「自らも酒持参認める」発言・公選法に違反

 清水敏男市長(56)が9月14日、15日に、いわき市内郷高坂町にある住吉神社(吉田定聡宮司)の例大祭に「洗心」1升酒を持ち込み、一般大衆を含め例祭に集まった参拝者などに酒を振る舞った=2019年11月3日臨時・特別号既報、電子版も=問題は、市民などに大きな反響を呼んでいるが、12月14日、同市常磐湯本町のホテル美里で行われたS会合で、その行事に参加した一部の知人に、酒を交わし清水市長が「書かれてしまった『いわき経済報』に」とぼやいた。そのあと「山守章二議員(50=同市議2期)も金『祝儀』を持って行った」と、とんでもない証言したことが、回りまわって独り歩き、いわき経済報の記者に情報が舞い込んだ。知人に対し、清水市長は住吉神社に1升酒を持参したことに対し、「俺が『自身』が飲むために持参した」と言い訳をしていたという。住吉神社に高級酒を持参したのは、公職選挙法第119条の2に当たる公職の寄付の禁止に抵触、検察や警察が起訴、有罪となれば公民権停止となることも有りうる。清水市長は、いわき経済報の報道を受け、自ら、その知人に酒を持参したことを認めた。酒を持って行ったことを自ら墓穴を掘ったことになる。

 また、清水市長が知人に対し、山守議員も金(祝儀)を持って行ったと指摘した理由は不明だが、市民の代表者となる首長(市長)が言い切ったことは重みのある爆弾発言で、関係者に物議をかもしたといえる。これが事実とすれば、山守市議も公選法に抵触する。これに対し、山守議員は「事実ではありません」と記者に伝えてきた。
山守議員は、住吉神社例祭に出向き、清水市長が酒を振る舞ったと議員仲間にリークしたため、回りまわって記者に情報がはいった。山守議員は「記者に聞いて初めて分かった。誰にもリークしていない」とうそぶいている。清水市長の酒持参は、山守議員がリークしたことは、菅波健議長(62)も知っていたという。清水市長に対し、記者が「市長の話は回りまわって、山守市議も、お祝い(祝儀)を持って行ったという情報がはいったが事実か」というコメントを求めたが、清水市長はコメントを無視。清水市長が酒持参、山守市議が金持参の疑惑騒動は、バトル合戦になり後味の悪いお年玉になりそうだ。

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 この酒は、新潟県にある朝日酒造の洗心、1・8㍑で希望小売価格は1万1000円(税抜)の高級なブランド品の日本酒で、同市では、あわのや酒店でしか手に入らない季節限定の大吟醸高級酒だという。
酒を振る舞われ飲んだ人の話によると、ブランド酒だけに舌鼓し美味かったと大喜びだったという。
 なお、いわき市民は清水市長に対し公選法の疑いで検察や警察に告発が可能であり、一般市民は特別職公務員を含め公務員に対し罷免を求めることができる。
 最近では、週刊文春の報道を受け自民党の菅原一秀衆議院議員の公設秘書が選挙区内で香典などを持参したという理由で経済産業相を辞任している。

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)

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