「当て逃げと車検切れ車運転」石井議員の物損事故

警察が聴取も検挙せず帰す マスコミ発表もせず 市民から批判高まる「市議会も処分保留 辞職勧告出さず」

 25日、いわき経済報に読者から市会議員が事故を起こし逃げたと情報提供があった。早速、調べたところ、福島県いわき市の石井敏郎議員(67=8期)と分かった。関係者によると、石井議員は、23日、同市小名浜の業務スーパー駐車場で、バック中、車に接触し、物損事故を起こしたが、そのまま走り去り、結果的に当て逃げしたものだという。事故の当て逃げはもっとも悪質で犯罪行為だが、石井議員は車が接触したことにまったく気付かなかったという。接触された車に子供が乗っていたが、ケガはしなかったという。石井議員の車と判明したのは、ドライブレコーダーの映像からだった。

 この事故で指摘されるのは、事故処理管轄のいわき東署(金沢均署長)が公僕といわれる石井議員を簡単な事情聴取だけで返したことだ。また、マスコミに発表しない異常な状態だ。同署の調べに車検切れも発覚した。車検切れ運行も行政の処罰対象となる。なぜ、警察署は検挙しなかったか疑問が残るが、軽い物損事故だったため、事情聴取だけだったとも関係者は指摘しているという。石井議員は、大峯英之議長(59)に事故を報告した。25日午後、大峯議長らが対応を協議したが、石井議員の処分は保留となった。最大会派となる志帥会などの各派代表者会議を招集、大峯議長が事故を報告した。いわき経済報が、大峯議長に対し、石井議員の辞職勧告決議を出すのかという取材に対し、大変遺憾だとしながらも「警察の捜査を待って対応を検討する」という。この事故は当て逃げと車検切れ運転のダブルパンチ違反だけに辞職勧告決議に相当するのではないかと一部議員が指摘しているものの、関係者によると、軽い物損事故だけに辞職勧告は行わない方針だ。

 石井議員の所属する自民党一誠会の馬上卓也会長は「石井議員は迷惑をかけたと反省している」と事故を認めたという。
なぜ、逃げたのかに対し、石井議員は「バンパーに接触した。分からなかったのでそのまま走り去った。全ての落ち度は認め、行政処分は当然、非難、批判を真摯に受け止め、今後、市民のために議員活動を続け、地域に尽くしていきたい」と、最大限に非を認め、市民たちに迷惑をかけた、信頼回復に努力すると、いわき経済報の取材に応じた。関係者の話によると、警察では、石井議員が、事故を認めたため、検挙しなかったのではないかという。同署はマスコミ発表を避けている。

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