「新社長に西沢氏」常磐興産

民間関連 28/04/2020

井上社長は代表権ある会長に就任

関係者によると、福島県いわき市で温泉娯楽施設を経営する常磐興産(井上直美社長)は27日、役員人事を内定した。井上直美氏(69)は、代表権のある会長に就任、後任に副社長の西沢順一氏(63)が就任する予定だ。6月26日に開く株主総会の後、取締役で正式決定する。
西沢氏は東京都出身、東大法学部卒、1980年に富士銀行(現・みずほ銀行)に入社、みずほフィナンシャル副社長人事グループ長、みずほ情報総研社長を歴任、2019年5月に常磐興産顧問、同6月に、副社長に就任した。
井上氏は東京都出身、東大経済学部卒、みずほ銀行常務、みずほ証券監査役、みずほ情報総研社長を得て、2013年6月に常磐興産社長に就任した。井上氏は、東日本大震災や東京電力福島第一原発事故発生後に経営の再建に尽くした。3・11震災では、スパリゾートハワイアンズの施設が壊滅したのに早期に復旧させた実績がある。
井上社長は、西沢氏を次期社長にするため、常磐興産に顧問に導き、すぐにも副社長に昇格させ、20年6月に後任社長に推薦することをすでに決めていた。
井上社長は、これまで同ハワイアンズの入場者を3・11震災前の150万人達成まで回復させた。また、この正月には、新ホテルの建設を打ち出し、新体制で、中長期戦略を推し進め、さらに、新型コロナウイルス(新型肺炎)の危機を乗り越える必要性に迫られ、自らも代表権のある会長に就任、西沢社長と二人三脚で、これらの難局を乗り越える方針だ。
井上社長は、いわき観光まちづくりビューロー会長、サモアの名誉領事を務めている。

 

「業績予想を下方修正」1億2000万円赤字

常磐興産は、2020年3月期連結業績予想を下方修正した。これは、売上高を272億円から259億9000万円に下方修正したもので、新型コロナウイルス感染拡大予防策で、スパリゾートハワイアンズ施設を3月から臨時休業にしている影響によるものだ。営業利益は、5億3000万円から1億4000万円、経常利益は、3億1000万円から1000万円とし、親会社当期純利益は4億2000万円から1億2000万円に下方修正した。

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