「水素バスと水素普通車登場で市民大喜び」6日も、Iwakiバッテリーバレーフェスタ2019

民間関連 05/10/2019

トヨタ自動車が全面的にバックアップ次世代型トヨタFCバス

 福島県いわき市のいわきバッテリーバレー推進機構、いわき商工会議所、同市が中心となって5日、福島県いわき市の小名浜港背後地で行われた「Iwakiバッテリーバレーフェスタ2019」にトヨタ製の燃料電池バス(FC・水素バス)が登場、市民たちが試乗を楽しんだ。このフェスタには、吉野正芳衆議院議員、森雅子参議院議員、渡邉善夫東北産業局産業部長、小野栄重同商議所会頭らが参加した。

 このイベントは、同バッテリーバレー推進機構(庄司秀樹代表理事・東洋システム社長・同商議所副会頭)などが主催となり、小名浜港そばの広場を利用して実施したもので6日も行われる。小学生を対象に親子が燃料電池で動くミニカーを組み立て実際に走らせる体験など水素や燃料電池を学ぶワークショップで楽しんだ。水素吸蔵合金容器(ミニボンベ)に、MHに吸蔵された水素ガス(充てん量6リットル、充てん圧力1MpaG未満)の容器を車体に設置し、ミニカーを組み立てるなどして完成させる体験、親子教室を開いた。このほか燃料電池車、電気自動車などを展示されたため、関心を呼び大勢の子供たちや保護者たちでにぎわった。

 トヨタ自動車が全面的にバックアップ、すでに発売している水素バス「トヨタFCバス」を三崎公園近くまで走らせ試乗会を行った。訪れた家族連れは次世代型自動車の展示や試乗会などフェスタの魅力の演出に、ちびっ子や大人も「すごいなあ」と、目を輝かせて展示している電気自動車や水素自動車、ハイブリット自動車、1億円の水素バス、MIRAIラリーカーに魅了していた。
子供たちは、未来の夢をかなえようと、試乗会エリアで実際に運転席に乗り感触を確かめていた。このイベントは主に東洋システムが、トヨタの協力を得て水素バスを走らせるなど日産、本田の各自動車メーカーなどの協力で実現したもの。トヨタは52人、東洋システムは60人の各社員を総動員し、フェスタを盛り上げた。このフェスタに掛かった費用は、3000万円から4000万円で東洋システム、トヨタ、同実行委員会などが主に協力している。
 このほかフェスタでは、いわき観光まちづくりビューローが企画した「いわき大物産展」も開き、海産物加工品、地酒など地場特産品などを販売した。広場ではチアパフォーマンスやフラダンスショーなども披露した。

 同バッテリー推進機構の庄司秀樹代表理事・東洋システム社長は「東北でも珍しく、トヨタ自動車の水素バスを披露した。このフェスタに市民や子供たちの関心が集まってくれればと思う。次世代を担う子供たちに夢と感動を与えたい。そして、将来像を構築し、誇りを持ってほしい」と語る。このフェスタに参加する企業は、常磐共同ガス、東北ミサワホーム、大和ハウス工業、磐栄ホールディングス、次世代自動車振興センター、クニミネ工業など28社と国の外郭団体など4者となる。

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)

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