「創立60周年記念事業で募金を呼びかけ」福島高専

 東洋システム(庄司秀樹社長、福島県いわき市の銭田工業団地)は、福島工業高等専門学校(山下治校長)が4月、創立60周年を迎えるため、水素燃料電池車(MIRAI=トヨタ自動車製)1台を贈った。これは学生たちに、環境問題に取り組む社会の脱二酸化炭素、窒素酸化物削減につながる次世代エネルギー車を実際に体験してもらい教材としても役立てられるよう寄贈したもの。30日、同校の山下校長にキーを手渡し、MIRAIの贈呈式を行った。
 一方、同校は60周年記念事業を進める一環として来年6月いっぱいまで募金活動を進めている。法人は一口1万円、個人は同3000円の寄付を対象に1000万円をも目標としている。同校は5年間の一貫教育を行い社会への実践的技術を養成している。新時代に向けた人材育成、教育研究を一段と強化するほか、60周年記念碑の設置、記念誌の発行、記念講演などを実施するもので、寄付の協力を呼びかけている。

MIRAIの科学技術で学び実践的に期待

 庄司社長は、「MIRAIの最新技術を学び、実際に触れて学生が関心を抱いてほしい」と技術教育に期待しているほか「水素は世界どこでも作り出せるエネルギーの素となりますが、その水素と蓄電池を使った世界で初めて実用化したのがハイブリット車のトヨタMIRAIとなります。福島高専は都市工学、電気、機械、化学などの工業系の専門学校として60年に渡り、多くの人財を育て社会に送り出したことは、私たちの誇りであり宝でもある。わが社でも福島高専卒の人財が活躍しています。MIRAIは都市工学、電気、機械、化学などの科学技術の集合体なので福島高専の多くの学科の学生に直接見て、触れて、感じることで、将来の夢に向かって役立てるきっかけにしてほしい」と、いわき経済報にコメントを寄せた。

東洋システム ミライ 福島高専に寄贈2

東洋システム ミライ 福島高専に寄贈

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