新型コロナウイルス・オミクロン株多発が誘発

 2月27日に行われる予定だった第13回いわきサンシャインマラソンは中止する。福島県いわき市関係者によると、新型コロナウイルス感染拡大によるため、1月20日までに中止を決断したもので、オミクロン株の感染多発が収まらないことから同市文化スポーツ室や同マラソン実行委員会が検討していた。

 同市の新型コロナウイルス感染は、新年から速いテンポで広まり、小名浜海星高校などでクラスター(感染者集団)の発生、教師や市職員などが、新型コロナウイルスに感染、新変異株となる「オミクロン株」が確認されるなど感染者が増え始めている。
 同実行委員会では、すでにエントリーのあった4000人に対し、WEBサイトなどで同マラソンの中止を告示する。2020年2月に行われた第11回の同マラソンには1万100人程度が参加を楽しみにしていたが、新型コロナウイルス感染拡大で中止となった。同12回も中止した。同市は24日からコロナ禍のレベルを3に引き上げる予定でいる。この中で、エントリーしたランナーやボランティア、沿道観戦者らの安全・安心を高めるため、中止を余儀なくされたもの。

エントリーのランナー悔しい思い

 このサンシャインマラソンは、全国から募集、かつては1万人を超えた参加者があったが、この2月は、新型コロナウイルスの影響で4000人に縮小して実施することにしていた。新変異株のオミクロン株を含めたコロナ禍には、同マラソン実施もやむなく中断した。

 全国的に各種イベントの中止を打ち出している機関は、コロナ禍が収まることを期待していたが、オミクロン株の感染拡大には勝てず、例えば宮内庁は、天皇陛下の誕生祝の一般参賀も中止するなど、文字通り全国各地で各種イベントの中止が伝わってきている。

 同市は、関係部署と賛否を問うことにしていた。楽しみにしていたランナーの走りたい気持ちも理解できるが、大勢で走るマラソンやボランティアの関係者、市民などの混乱を避けるため、あと37日間というスタート期間だったが中止とした。ランナーにとっては残念無念といえる。
 オミクロン株を含めた新型コロナウイルスの感染者は、同市内で19日までに2557人、県内で1万203人が感染している。

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