いわき市、新型肺炎患者発生

公共関連 07/03/2020

クルーズ船の男性乗客1人「今夜21時に発表」

 クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」で起きた新型コロナウイルスによる新型肺炎(COVID19)の集団感染で、福島県(内堀雅雄知事)は、政府からの要請で患者7人を県内の病院で受け入れてきた。いわき経済報2020年2月20日電子版既報。だが、いわき市でも陽性患者が発生した。

 関係者によると7日、クルーズ船の男性客1人(陰性と診断され下船)が陽性と判定されたという。この患者は県内の感染症指定医療機関で受け入れ治療を行うことになるが、内堀雅雄知事が21時に記者会見で正式発表した。
 発表によると、2/21日・下船し健康観察、2/27日・公共交通機関により帰宅、2/28日・いわき市による経過観察開始、3/2日から3/6日・喉に違和感、3/7日・陽性と診断、2/29日と3/4日・近所のスーパーへ買い物、3/5日・一人でドライブ、現時点で「濃厚接触者はない」とのことであり、患者は軽症であると発表された。

「うわさが独り歩き、市民に不安広がる」病院名公表すべき
 県は、個人情報保護を理由に氏名はともかく、年齢や容体、病院の受け入れ先を公表していない。受け入れていたとしてもウイルスに関しては万全の体制をとっているため、市民に感染することはないといっているが、患者の使用後の医療廃棄物は、業者に依頼、外部に運搬、焼却処分することになっている。こうしたことから完全に感染しないとは言い切れない。
 このため、正確な情報を必要としている市民は、どこの病院に受け入れたかも知らされていないため、いたずらに不安を掻き立てている。ウイルス感染の拡大を防ぐ意味でも、受け入れ先の病院を公表すべきで、病院名公表は個人情報に当たらない。

 ちなみに、感染症指定医療機関は、会津医療センター附属病院に8床、福島赤十字病院に6床、公立岩瀬病院に6床、いわき市医療センターに6床、白河厚生総合病院に4床、福島医大2床の6病院32床となる。いわき市医療センターは陰圧室を完備しており、関係者が万全な感染防止策を取れば、外部に感染するリスクは低い。

 中国・武漢市から広がった新型肺炎患者は日本でも拡大する一方で、公表を避けると、市民の不安を文字通り掻き立てることになる。日本では新型肺炎感染患者は1058人(クルーズ船696人)うち死者数は12人となる。6日現在、政府発表となる。

 患者は、東京駅13時発いわき行の高速バスを利用したといわき市より発表されたが、それ以外の足取りをつかめないとするとウイルスは独り歩きし感染を広げる恐れもあり、市民に注意を促すためにも地域程度は公表すべきである。

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