スペイン在住、阿部幸洋画家がいわき市(福島県)で新作展

民間関連 07/10/2016

ミクストメディア「スペインの光と風」=ギャラリーいわきで開催

スペイン在住、阿部幸洋画家がいわき市(福島県)で新作展

 東日本大震災の復興は、道半ばだが、福島県いわき市のギャラリーいわき(藤田忠平社長、同市泉ケ丘2-12-1、TEL0246・56・0264)で、スペイン在住の画伯、阿部幸洋氏(65)の「スペインの光と風」と題して、6日から11日、午前11時から午後7時まで個展を開催している。市民の関心が高く、ミクストメディア絵画40点が展示され、気軽に鑑賞でき、即売にも応じている。阿部画伯は、1981年ごろからスペインに渡り、風景や人物などの絵画を始め、これまでに約3000点以上の油・パステル・版画を完成させている。

 ギャラリーにはスペインの丘の上風景や花瓶、花などを描いたミクストメディアに特化した絵を展示。スペイン・ラマンチャ地方の近郊の街並みなどの新作絵で光や影のコントラスト豊かな絵画となっている。阿部画伯は「絵を通して、いわきに活力を与え復興への道を開きたい。3・11の震災に遭いあらゆる激動が続いているが、文化は激動を乗り越えて発展してきました。今回はミクストメディアだけを展示しました」と語っている。この絵画展には、仲間たちが阿部画伯をささえようとギャラリーの新作を鑑賞して応援していた。

 阿部画伯は小学3~4年生ごろから絵が好きで、父の絵好きの影響を受け、画家の道を進んだ。スペインに渡り文字通り36年間、これまでフランスやポルトガル、イギリスに出向き描き続けている。1967年に寛永寺坂美術研究所で学び、1978年に第4回日仏現代美術展入選、80年には第24回シェル美術賞展入選する。95年に第30回昭和会展日動火災賞受賞など数多く出品している。2002年には日本橋三越本店で個展を開いた。毎年2回、国内各地の画廊で個展。14年にはアントニオ・ロペス・トーレス美術館で個展を開催した。16年には東京・渋谷文化村ギャラリーでも個展を開いた。来春は、また、いわき市で絵画展を開催するため、スペインで新作の制作にはいるという。

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)

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