台風19号による平浄水場被害、電源回復へ急ピッチで通水に努力

公共関連 15/10/2019

断水の平地区、鎌田町・倉前・三倉・上荒川・下荒川地区などは数日で復旧通水か

 福島県いわき市内は台風19号の影響が大きく、夏井川の氾濫などにより、一般家庭などに供給する水道が平浄水場の浸水で、濁水や汚泥による被害が発生したため、ポンプを動かす動力源の電源装置が水没した。このため、給水の運転停止を余儀なくされている。
 同市水道局の上遠野裕之水道事業管理者は「市民へ迷惑をかけているが、平地区一部のいわき駅東側から鎌田町、倉前や三倉、上・下荒川、平成・明治団地地区などは一両日、または数日間中に、約7000トン給水能力をアップし、さらに水道管のつながっているところは別の浄水場からの給水も取り入れ、給水圧を上げて復旧させたい」と言っている。しかし、16日、日本水道保安協会の応援を求めているところから、復旧はそれからの判断となる。
 このほかは、平浄水場の電源装置の復旧を急いでおり、電源装置部品の調達が順調だと近日中に通水できる見通しである。しかし、同部品が特注になると、復旧に時間がかかり大幅遅れとなる。
 断水しているのは同市平地区の一部(上野原浄水場からの供給地区は通水)、四倉、久之浜、豊間、薄磯、郷ケ丘、自由ケ丘、明治団地、平成ニュータウン、小川、など地区、4万5400世帯が断水している状態だ。
 同市では復旧のめどが立たないとしていたが、浄水施設の電源装置の稼働を待って給水したいとしている。平浄水場は、1日当たり6万2340立方メートルの浄水能力がある。ポンプ圧送で家庭や企業などに給水している。同水道局では、あらゆる災害に備え、水道管を同市内一本につなぐ計画を進めており、2020年度には完了する予定となっている。
 なお、同水道局の簡易水道は24時間に渡り、水供給をしている。
写真=平浄水場



給水箇所は24箇所(予定)
・水道局駐車場、24時間
・平二小、8時~18時
・平市民運動場、8時~18時
・四倉小学校、8時~18時
・赤井中学校、8時~18時
・平成第一公園、8時~18時
・福島高専第2グラウンド、8時~18時
・石森中央公園、8時~18時
・平三小、8時~18時
・平工業高等学校、8時~18時
・平六小、8時~18時
・郷ケ丘小学校、8時~18時
・草野小学校、8時~18時
・藤間中学校、8時~18時
・沼ノ内公民館、8時~18時
・大浦公民館、8時~18時
・大野第一小学校、8時~18時
・大久公民館、8時~18時
・久之浜支所、8時~18時
・関場公民館、8時~18時
・平窪公民館、8時~18時
・下平窪第二公園、8時~18時
・菱川町公園、8時~18時
・広野町役場※1人あたり20L、いわき市民である旨を伝える必要あり、土日祝日は除く、8時~18時

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