小・中学校など21日以降、徐々に授業再開へ

公共関連 05/05/2020

「幼稚園・保育所・児童クラブも」福島県いわき市

 関係筋によると、いわき市は新型コロナウイルス(新型肺炎)感染拡大防止に向け、小・中学校、保育所、放課後の児童クラブは、これまで休校などを余儀なくされていたが、5月21日をメドに、各校などが徐々に再開できるよう準備を進めることになったと、5日、明らかにした。

 しかし、市教育委員会は、さらに児童生徒の感染防止対策として10日までの小・中学校などの臨時休校を6日から20日までの14日間を延長することに決めた。
それによると、市教育委員会は「小学校を含め、学校関係の再開は、コロナ感染の収束は長期化が見込まれるため、このままだと児童生徒の学習が疎かになる。市内の感染状況を見極め、感染の最大のリスクを減らすことで徐々に再開できるよう準備を進める」としており、安全第一を確認しながら再開することになった。
 同市では、5月3日の20代男性と60代女性家族以降、現在、新たな感染者発生がなく、感染者が限定的と見なして教育関係のほか、市のイベントなども開催できるように準備を進めることになった。
コロナ感染患者診療に感謝の拍手よりも危険手当

 このコロナ感染は、全国的に飲食店や旅館、ホテルなどが自主的に臨時休業や営業時間の短縮などで、死活問題として切実な声が浮上しているが、いわき市でも3日までに15人目の感染者発生となった。
4月28日に行われた清水敏男市長の記者会見で、いわき経済報が「学校を含めた教育関係の休校に対し、責任逃れの休校とすることを避け、全市的なコロナ感染発生源ではなく限定的であり、発生源は地域的でもあるため、市は良く精査して休校を決めたのか。一斉休校では学習面や経済関係など市民への影響や波及が多い」と指摘していた。この記者会見から7日間程度で、小・中学校などの休業を徐々(段階的)に再開するということは、コロナ感染状況の見通しが甘かったことになり、責任逃れの一斉休校に踏み切ったといわれても仕方がない。
 清水市長が、医療従事関係者に感謝の拍手(クラップ・フォー・ケアラーズ)で、外国の猿まねや庁舎にこいのぼりを掲げるなどパフォーマンス的な行動をとっているが、もっと行政として「遣る」ことがあるのではないかと市民や経済界などから批判の声が出始めている。感謝の拍手を行うなら、市医療センターには、まだ数人の感染患者が入院しているという。そこで看護している医師、看護師は微々たる危険手当だけで、万が一、医師や看護師などが感染した場合は、補償は一切ないと聞く。このほど、清水市長に市医療センターの責任者が危険手当のアップを要請したが、音沙汰はないという。同医療センターには4台程度の最新鋭の呼吸器を導入しているがものの、操作できる専門家はいない。出前の医師、経験ある看護師が危険を顧みずコロナ感染覚悟で患者と接し、診療に当たっている。危険手当はスズメの涙ではやりきれない。クラップ・フォー・ケアラーズなどと見え透いたパフォーマンスでマスコミ相手では真のコロナ危機に直面していないといえる。同市の行政を動かしている清水市長は口先ばかりのパフォーマンスでは、コロナの危機は乗り切れない。

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