星氏の選挙区(福島)分裂避け立候補へ

 元法務大臣の岩城光英氏(72=元職)=写真=は、7月に予定されている第26回参議院議員選挙の比例代表選挙で自民党公認を受け、立候補することになった。
 これは、すでに選挙区(福島)から自民公認で立候補が決まった福島県医師会副会長、星総合病院理事長の星北斗氏(57=自民公認)と競合、自民支持層の分裂を避けるため、比例から自民公認を受け立候補するもので、岩城氏は得票数、当選ラインの13万票以上を目指す。

 岩城氏は、自民公認を得られなかったため、無所属で立候補するため26日、いわき市内で記者会見、正式に無所属で出馬の決意を表明するはずだった。しかし、24日までに自民党本部から比例代表で戦うなら公認するという連絡を受けた。このため、いわき光英後援会の幹部とも話し合った結果、党本部の意向を素直に受けたもの。近く、記者会見を開き、正式に立候補を表明する。

「岩城氏全国比例で13万票目指す」

 岩城氏は、さきに自民公認を受け、選挙区から出馬を決めた星氏と競合、共倒れを避けるため、断腸の思いで比例代表を受けた。
 福島選挙区からは星氏のほか、改選議員(現役)となる増子輝彦氏(74=無所属・3期)、野党統一候補者の小野寺彰子氏(43=無所属)が立候補を予定している。小野寺氏には、立憲民主党や社民党などが支持しているが、共産党を抱き込めば連合は、共産が支持する候補者には基本的に支持しない方針を打ち出している。
 岩城氏は1998年に参院選で初当選後、通算3期、内閣官房副長官参院自民党副会長、法務大臣を歴任した。
 増子氏は2016年に、福島選挙区から旧民進党、野党統一候補者として出馬、自民党の岩城氏を破り3選を果たした。昨年9月、野党再編で新党を避け、同10月に、自民党の無所属の議員でつくる参院会派となる自民党・国民の声に加わり、活動を模索していた。
 現在、選挙区(福島)の戦いは、星氏、増子氏、小野寺氏の3人が競うことになったが、事実上、星氏と増子氏の戦いになるが、3人入り乱れての選挙戦となりそうだ。

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