志帥会「一部議員仲間を締め出し」図る

政治関連 17/05/2021

菅波元議長・永山会長、小野潤三議員ら内田立候補者支持で

 9月5日投開票が行われるいわき市長選挙に、立候補を予定している内田広之(49=昌平黌・東日本国際大学関係者)を支持している元渡辺敬夫市長と密接な関係を持つ同市議会の志帥会(永山宏恵会長ら12人構成)は、内田立候補者に対する打ち合わせ会議の時に、仲間となる一部議員を締め出していたことが関係者の話で17日までに分かった。
 
 志帥会では会派組織としては、内田立候補予定者を支持しておらず、会の有志者だけが支持を打ち出しているという。元議長の菅波健議員(63)、永山宏恵会長(54)、小野潤三議員(56)の3人が、内田立候補予定者の選挙対策打ち合わせで、仲間のO議員(68)を閉めだしているという「議員いじめ」がまかり通っている。関係者は「内田立候補予定者に対する会議の内容がO議員に知れると困る。これはO議員に対する嫌がらせではないか」と話している。O議員は、昨年9月の改選後、清政会から志帥会のメンバーとなり、内田が出馬表明してからいち早く内田の支持を打ち出していた。
 自由民主党保守系の志帥会(12人)と、自民党一誠会(9人)の会派は、前々回と前回の渡辺敬夫が市長選に立候補時、自民党二分の分裂選挙となり、渡辺が落選した。

 内田は、知名度アップのため、市内の道路沿いに多数のポスターを掲げているほか、主な経歴を載せたチラシを各戸にポスティング、知名度アップを図る。関係者によると「内田は多額な選挙資金を使用しているようだ」と話す。永山会長は、いわき経済報の取材に対し、O議員締め出しの内容をただしたがコメントを避けている。 永山議員は市民の公僕であり、コメント無視は議員としての資質が欠けている。

 この選挙には、内田のほか、猪狩謙二(58=常磐共同ガス前社長)、清水敏男(57=現職)の3人が自民党に推薦届出をしているが、同党いわき総支部では、3人の推薦は見送ることを決め、6月に公表する。各候補者は、いずれも無所属で出馬の予定。
 このほか、渡部安彦(34=南相馬市出身、飲食店経営)は5日、市内でマスコミに対し、出馬表明した。まだ正式に記者会見を開いていない宇佐美登氏(54=元衆議院議員)は、6月に出馬の発表の方針。(敬称略)

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