新型肺炎患者3例目続報、福島県いわき市

公共関連 15/04/2020

新型コロナウイルス(新型肺炎)感染経路不明、API社従業員・工場停止も

 福島県いわき市で14日までに、新型コロナウイルス(新型肺炎)に60代の男性が感染したと、同市保健所が、発表したが、この男性は、エーピーアイコーポレーション(APIコーポレーション)の従業員であることが判明した。=4月14日、いわき経済報電子版既報。男性は6日、37・1度Cの熱、だるさから市内の医療機関を受診、14日まで全身倦怠感があり、PCR検査の結果、陽性と判明した。男性は同市内に住んでいるが感染経路などのはっきりしたことは不明だ。

 同工場の上原成慶工場長は「14日から工場を停止、従業員約70人の健康管理に万全を尽くしている。工場内の汚染地区を消毒。保健所の指示に従って感染しないよう努めている」と語った。男性の足取りは、6日、37・1度Cの熱、だるさがあったため、自宅から市内の医療機関を受診、自宅に戻るという往来だけという。

 同工場は、同市常磐三沢町の常磐鹿島工業団地に立地、医薬原薬の中間体を中心とするヘルスケア製品、各種ファインケミカル製品群を主力製品として製造する中堅メーカー。ファインケミカル事業を三菱化学に移管し、生命科学インスティテュートを親会社とするヘルスケア事業専業会社として再スタートした。
 いわき工場の従業員は、ほとんどが地元採用といっている。三菱ケミカルホールディングスの関連事業の基盤強化のため、設立された。2002年に三菱ケミカルと田辺三菱製薬を親会社としていた。従業員への感染波及が心配されているが、自宅待機している従業員もいるという。

 また、清水敏男市長は記者会見で、市民への注意を呼びかけたが、居住区の発表は個人情報保護の観点から差し控え、行動歴も発表していないことから「必要最低限の情報もなく、何を注意しろと言うのか」と市民からは呆れた声が上がっている。感染経路など詳細に発表していないため、清水市長の資質が疑われるとともに、市民の不安は高まるばかりだ。

 同市常磐地区で発生した新型肺炎は、フラガールで知られているスパリゾートハワイアンズがある温泉街の湯本町の保育園と小学校に通う児童を持つ保護者が感染したのに次いで3人目となる。常磐地区から2人目となる感染者に住民たちはショックを隠し切れないでいる。

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