いわき市の消防団に配備

 新時代の蓄電池を含め性能評価や環境保全を促進する東洋システム(庄司秀樹社長、福島県いわき市の銭田工業団地)はこのほど、同市消防団に小型動力ポンプを搭載した消防車両2台(約1600万円相当)=写真=を寄贈した。この贈呈式は同市消防本部(大嶺常貴消防長)で団員らが参加して行われた。
 同社は、2013年から9回に渡り、連続して消防車両15台や動力ポンプ7台など合計約1億5459万円相当を贈っているもの。
 庄司社長は「消防団員の活動に感謝している。車両の出動はないほうがいいが、市民の安心な暮らしを守るために役立ててほしい」と述べた。
 大嶺消防長は「東洋システムには感謝したい。火災のない社会にしたい」と、庄司社長に感謝状を贈った。

消防ポンプ車など15台、1億5000万円相当に

 この小型動力ポンプ搭載の積載車は、搭乗者は5人。荷台を含めると最大10人まで可能だ。一般的消防車両は狭い道の火災現場には出入りできないが、小型車は容易である。しかも、動力ポンプを持ち運びできる。
 同市によると、古くなったポンプ車などはぎりぎりまで利用し、更新は予算の関係で難しいという。庄司社長の一連の消防車両の寄付は地域住民の安心・安全のため、災害に強いマチ作りを目指す心と、消防に対する心強い奉仕となり、感謝したいと関係者は語る。
 ポンプ車は同市川前町と渡辺町の消防団に配備する。
 ちなみに、同市の火災は2021年1月から12月までに77件発生している。19年同月は79件、20年同月は58件となっている。

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