「いわき市へ総額1億2800万円相当寄贈」

 1億2800万円相当―。これは、2013年から福島県いわき市民の安全・安心の暮らしを守ってほしいと同市消防本部所管の消防団などに、小型消防自動車や消防ポンプ車などの寄贈を続けている数字だ。
各種バッテリー(蓄電池)試験評価を含め新たな技術開発を目指している東洋システム(庄司秀樹社長、福島県いわき市・銭田工業団地、TEL0246・72・2151)は、12月25日、同市から「紺綬褒章」の伝達を受けた。
 同褒章の伝達式は、同社で鈴木富康消防長や恩田泰行消防団長など関係者が出席して行われた。
 今回は、小型動力ポンプ付積載車2台を寄贈したということで、2014年12月に続いて7回目の紺綬褒章となった。

「消防団にポンプ車寄贈」地域活性化に取り組む

 褒状を受けた庄司社長は「あらゆる災害の時、市民の安全・安心を支える消防署員や消防団員に感謝するとともに、火災に限らず災害を守るためにも近代的な消火機材を役立ててほしい気持です」と語る。
 同社は、これまでに同市消防本部を通じ、消防ポンプ積載車3台、小型ポンプ積載車10台、小型ポンプ7台、総額1億2800万円相当を寄贈している。
 同社の庄司社長は、2014年4月にTS事業の成果として春の叙勲で藍綬褒章を受章しているほか、中小企業庁官賞、日本ベンチャー学会松田修一賞などを受賞している。

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 10月には、プロジェクトとなる「STEAM(スティーム)教育に基づく問題解決学習における環境意識の育成」の関係に伴い、1964年に設立したタイ国立のコンケン大学と日本数学検定協会(ASEANの教職研究開発研究所)と、同社の人材育成のための技術を同大学生の教育に提供し、学習支援など発展に役立てるために、学術協力の連携協定を結んでいる。
 この調印式で、同社とタイの同大学、同検定協会の3者が協定書に署名した。このように民間企業と3者で協定を結ぶのは全国でも珍しい。
 また、同社は早ければ7月ごろには同大学生5人を招請し、技術的な教育の共有を図る方針でおり、学術の教育面でも力を入れている。
 一方、子供たちの人材育成のため、いわきバッテリーバレー推進の脱炭素関係や水素エネルギーの燃料電池車などの技術教育を通じ、社会活動を続けている。
写真=紺綬褒章を受け褒状を手にする庄司社長(左3番目)関係者ら

東洋システム褒章

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