議員や市民に病気名知らせず

 これでいいのか―。内田広之・いわき市長は、同市教育委員会・水野達雄教育長(61)の休職を2月9日から3月8日まで28日間認めていたが、さらに、同21日まで延長、教育長としては異例の41日間に渡り休職、同市誕生以来、前代未聞という。水野教育長は、病気(病名はなぜか公表していない)のため休職すると内田市長に伝えている。
 教育長は、同市議会の同意を得て就任しているもので、この長期不在に、病名を公表しないのは職務怠慢という声もある。

「長期休職で職務機能が心配」

 10日に最終日となる2月17日から開会の市議会に欠席、教育委員会事務局の高田悟部長(3月末で定年退職)らが議員の質問に対応した。関係者は「教育長は一般職と区別された特別職として職務を遂行しているため、市民に知らせる義務がある。公僕となる教育長に個人情報を適用しているとすれば情報公開の社会の動きに配慮がない」と指摘する。内田市長は、なぜ、病名を正副議長や一般議員にも告知しないのか疑問であるという。 水野教育長不在と知った市民は「プロの教育長が長期不在で、職務が機能するのか心配だ」といっている。

 2021年4月から当時の清水敏男市長に起用されたもので、内田市長(同年9月に市長・初当選)が、水野教育長の続投を要請していた。教育長の職務代理者となっている馬目順一氏(80)が職務に当たっている。
 水野教育長は、職務に復帰したいと内田市長に伝えているという。教育委員会では、新型コロナウイルス感染を否定している。

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