消防・警察署にVFE規格マスク寄贈

公共関連 07/05/2020

「66万2000枚」東洋システム・常磐共同ガスなど5社が新型コロナ感染防止に

 二次電池を研究開発するときに欠かせない充放電評価・安全性評価装置などで電池の安全性分析を行っている東洋システム(庄司秀樹社長、福島県いわき市常磐西郷町銭田、TEL0246・72・2151)は、社会的に貢献している企業仲間4社に新型コロナウイルス(新型肺炎)感染防止で入手が困難な不織布マスクを寄贈しようと呼びかけ、約66万枚のマスクを福島県(内堀雅雄知事)や同市の消防署や警察署、医療事業関係者に配布するため、7日午後、同社で庄司社長のほか常磐共同ガスの猪狩謙二社長ら5社が記者会見した。このマスクは15日ごろまでに各機関に寄贈、10㌧車2台分を配送する。

 福島県を含む、同市の消防署や警察署、医療従事者などに新型コロナ感染防止に役立ててほしいと米国MIL規格をクリアしたVFE規格のマスク、合計66万2000枚を寄贈すると発表したもので、国内の民間企業が66万枚以上の大量なマスクを医療事業関係者や行政機関に寄贈するのは東北では初めて、全国でも珍しい。
 この記者会見には、コロナ感染防止に賛同した常磐共同ガスの猪狩謙二社長、ひまわり信用金庫の台正昭理事長、ぐるっとの金成直樹社長、レックの金子義典社長が、それぞれ、マスク寄贈のいきさつについて会見に応じた。
 マスクは国産や中国製で、福島県に20万枚、いわき市医師会に30万枚、いわき市内の妊婦の人たちに3万枚、同市歯科医師会に6万枚、福島県警察本部(同市管内)と同市消防署に、各3万6000枚、合計66万2000枚を寄贈する。このうち国産マスク50万枚、約1万6666箱はエリエールで知られる大王製紙製の国産マスクとなる。

「地元の支えに感謝の気持ちで社会に大きな貢献」

庄司社長と猪狩社長らは「新型コロナウイルス感染を防ぐ重要なアイテムのマスクが世界的な感染拡大のあおりを受け、マスク不足が現実としてあり、市民の命を守っている医療従事者を含め、社会的に活躍している消防署員や警察署員などのほか、福島県にも提供したい。地元に支えられており感謝の気持ちで、この機会に社会に貢献したいという思いから気心の合う事業者に呼びかけ、支援を実現した」と語った。市内では15人目のコロナ感染患者が発生している。

同社はすでに、いわき市医師会と、いわき市歯科医師会に、医師や看護師向けの医療用として使用できるグレードの高いN95マスク、合計7800枚を寄贈している。

消防・警察署にVFE規格マスク寄贈

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