15日の記者会見で「9月いわき市長選出馬で政策へ抱負」清水敏男市長

政治関連 09/05/2017

「医・職・住」「子育て支援」「共創のまちづくり」を重視も復興繁栄へ加速図る。宇佐美登氏と事実上の一騎打ちの公算大も清水氏2期当選目指す

 福島県いわき市の市長・清水敏男氏(53)は9月に改選されるいわき市長選挙に再選を目指し出馬することになった。15日、記者会見を行い「子育て支援」「共創のまちづくり」などを重視、さらに、引き続き重点施策として「医・職・住」の課題をスローガンに、復興の繁栄を加速させる政策を発表する。常磐線の上野駅といわき駅間の2時間切るスピードアップも課題だ。関係者が9日までに明らかにした。

 このほど、同市内での会場で行われた清水敏男後援会連合会(矢内忠会長)主催の「いわき輝きセミナー2017」いわきの未来を共創する講演会席上で支持者に表明した=4月22日、いわき経済報電子版既報。清水氏は「市長に就任してまもなく4年になろうとしている。震災後に与えられた使命は1日も早い復興を進めることだ。1期4年でやることは足りない。継続は力ではありませんけど2期目をしっかりと皆さんの期待に応えて復興をやり遂げるまで9月の選挙に出馬することを決意する」と語った。清水氏は、選挙に勝利するまで酒を断と支持者の前で宣言した。

 清水氏は4月18日に行われた定例記者会見の席で「9月に改選する市長選挙に、胸の内は決まっていると思うが、いつ立候補を表明するのか」とM記者の質問に対し、清水市長は「しかるべきに立候補表明する」とぼかして語っていた。清水氏は、自民党いわき総支部に対し、推薦するよう打診している。

 このほか、正式な出馬表明はないが、元衆議院議員の宇佐美登氏(50)は、支持者に対して出馬すると語っているという。「再度の市長選へ挑戦となるが、復興加速のため当選を目指す」と断言したという。市民党として一部市議や県議の応援を得ながら草の根運動を展開している。

 清水氏は、いわき市出身。日本大学法学部卒。衆議院秘書を経験後、いわき市議2期途中で辞職、1999年4月に福島県議会議員になった。県議は4期途中で辞職、2013年9月の市長選で初当選した。

 宇佐美氏は、東京都出身。早稲田大学理工学部卒。松下政経塾に学び、衆議院議員通算2期、親の生まれが同市で、故郷の再生を図りたいと13年の市長選に出馬し落選。1995年にアウンサン・スーチー女史と初対面した。

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 自民党保守勢力は一本にまとまるべきだという意見が大勢を示しているが、一部反清水派が難色を示しているところから一本化となるのは難しい。
一方で、元市長の渡辺敬夫氏(71)の担ぎ出しを狙う支持者も根強い。しかし、清水市政に失態もないところから自民党関係者などから2期目継続させるべきという声も。また、経済界からの支持も大きい。

 同市議会最大会派となる志帥会では擁立を模索しているが、立候補の意思を示す者はいない。同会派の小野潤三氏(52)は、次期県議選出馬への布石として挑戦する可能性があるいうが、当選ラインへの支持率は不明だ。渡辺氏の線がなければ事実上、宇佐美氏と現職の一騎打ちとなる公算が大きい。

 同市の有権者数は3月2日現在で27万8170人。投票率は51%にとどまっているが、
この改選でも投票率の低調が予測される。

 ▽おことわり この記事は5月3日までに取材したものです。

◆敬称略 (真島勝三主筆・元日本工業新聞社東北総局長・元産経新聞社記者)

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