小名浜道路建設に伴い強制収容避ける

 福島県いわき市にある「JGMセべバレステロスゴルフクラブいわき」を管理・運営するダイヤ地所(外山肇社長、福岡市、資本金3000万円)は、約32年間に渡り運営してきたが、4月で同ゴルフクラブいわきコースを閉鎖、営業を休止する。同社は、このほど正会員などに通知した。

 JGM(ジャパンゴルフマネージメント)ゴルフクラブいわきは、1990年に常陸開発の委託を受け、朝日観光が運営に当たっていた。18ホールの閉鎖は、小名浜道路(起点から8・3㌔=常磐自動車道に連結)の建設に伴うもの。このため、7番ホールなど4コースの敷地が同道路などに利用されることになり、建設に伴う振動など公害や完成後にも騒音や排ガスの問題が発生すると福島県の買収に難色を示していた。しかし、県は用地の強制収容手続きを進めており、同社は、同収容を避けるため、一部ゴルフ場用地売却に応じることになった。

 同ゴルフクラブいわきの閉鎖によって正会員を含め約1500人は、近くのJGMサラブレッドゴルフクラブなどJGMゴルフ場8カ所を利用できる。なお、同社は21年度分の年会費は取らないという。

 同ゴルフ泉コース当時、一般社団法人セべ泉クラブ(基金300万円)の権利を守る会が、預託金の保全やメンバーの権利を守るため、左翼系弁護士(会員)を巻き込んで行動を起こした。同泉コースは、会員預託金約90億円の償還が困難になっていた。経営破たんを回避するため、セべ泉クラブの中間法人がゴルフ場に担保を設定し、保全。同泉クラブは会員権分割などの条件で運営を継続していた。土地やクラブハウスに20億円の抵当権を設定していた。オープン当時は、正会員は320万円から760万円、400万円と480万円の平日会員を募集し、約90億円を集めていた。


写真=4月で閉鎖するセべゴルフクラブいわき

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