LFA250㌔の速度体験「平工業高校や勿来工業高校など16高校生スピードを体感に驚き」

民間関連 17/11/2019

「第8回LFA&MIRAI試乗体験イベント」東洋システムが若い未来に期待

 福島県内の平工業や勿来工業高校など16校の167人が、いわき市にある曙ブレーキ工業テストコースで、トヨタ自動車のレクサス・LFA(Lexus Future Advance=国産スーパーカー)試乗を体験、走行250㌔前後のスピードで、生徒のほか東洋システム社員、マスコミ関係者などが経験したことのない新幹線級の猛スピードを体感した。
15日と16日の2日間に渡り、東洋システム(庄司秀樹社長、いわき市常磐西郷町銭田106-1、TEL0246・72・2151)が毎年、工業系高校生ら若者たちに「ものづくりのすばらしさを知ってもらうのと、日本の未来は若い人たちに期待したい」という思いから主に工業系の高校生を招待しているもので、第8回LFA&MIRAI試乗体験や飯田章さんのトークショー、LFA搭載エンジン、ブレーキの仕組みなどのイベントを開いた。曙のブレーキ製品も紹介され、生徒たちは熱心に学んでいた。

 トヨタレクサスLF-Aはサーキットレース用スーパーカー仕様で、2007年にプロトタイプコンセプトカーとして公開された。LFAは5L以下、最高速度320キロ、価格は5000万円前後となるが、さらに約1億5000万円の超高級車もあるという。カーボン素材(CFRP)は豊田自動織機、搭載エンジンはヤマハ発動機が主体となり、共同開発したもので、この超高級車に生徒たちが6台のスーパーカーに1人ずつ乗り込み、爆音を響かせたプロ級ドライバーが一気にアクセルを踏み込むと弾丸的な走りで、文字通り新幹線級の速度が上がる。1周約3キロのテストコースのすり鉢型カーブに差し掛かると車外の景色が斜めに映る凄まじさを2周体感した。

 高校生たちは、愛知県豊田市出身の松本義男さん、福島県田村市出身の佐藤茂さん、このほか天野信昭さん、鵜飼龍太さん、山家正さん、相沢政広さんの6人のドライバーがハンドルを握る助手席でスリルを体感した。このイベントに先立ち15日、報道関係者らのLFA試乗体験が行われ、いわき経済報の記者(74)は、海外でも経験のある鵜飼龍太さん運転の左ハンドル製オレンジ色のスーパーカーに試乗、新幹線級の速度、280キロ前後となる弾丸的な速さハンドルさばきのスピードを体感、すり鉢型のコースを抜けて蛇行運転の技には小生は驚きを隠せなかった。

 また、松本さんはトヨタ入社以来、約34年歴のベテランS級ドライバーのほか、トヨタのLFAの棚橋晴彦さん、MIRAIの田中義和さん各チーフエンジニアも顔を出し、生徒向けに講演を行った。このほか、福島県副知事の井出孝利さんが、ノーベル化学賞受賞の吉野彰さんを引き合いに「柔軟性、執着心を持っていろいろな角度から諦めないで積み上げていってほしい」と述べた。このイベントに参加したのは、平工業、勿来工業、福島工業、郡山北工業、塙工業、会津工業、小高産業技術、清陵情報、白河実業、川俣、喜多方桐桜、ふたば未来学園、学法福島の各高校、テクノアカデミー浜と同会津、福島工業高等専門学校の16校が参加した。
 
 庄司社長は「このイベントは祭りではなく、人材育成の場、つまり人材育成道場で、若者たちは福島県の宝、財産だ。より強く、優しく10年、20年後の福島県、日本を築き、技術だけでなく人間育成の場として学んでほしい。未来に夢をつかんで持ち帰ることを期待したい。日本の最高の技術力、ものづくりのすばらしさを知ってほしい」と語る。
 第8回LFA&MIRAI試乗体験イベントには、トヨタ自動車、曙ブレーキ工業、常磐共同ガス、根本通商、佐藤燃料などが協力した。


■写真=レクサス・LFA試乗体験する高校生

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