1. はじめに: 同棲中の貯金の重要性
同棲をスタートすると、新しい生活の中での経済的な課題がたくさん待ち受けています。特に、これから二人の明るい未来に向かって「貯金」の重要性は無視できません。
この記事では、同棲中のカップルが実践する8つの貯金ルールを紹介します。2人での生活をより安定させ、将来の夢や目標に向かってしっかりと歩んでいくためのヒントになると幸いです。
2. 貯金の基本原則
2-1. 予算を明確に設定する
毎月の収入と支出をしっかりと把握することで、適切な予算を設定することが可能です。これにより、無駄な出費を削減し、効果的に貯金を増やすことができます。
結婚前だとお互いに収入を明かすのはためらうケースも多いです。その場合には貯金に回せる額だけ伝え合うのでも有効な手段となりますよ。
2-2. 共同口座の活用
共同口座を活用することで、2人での支出を一元管理することができます。これにより、お互いの出費を把握しやすくなり、貯金を効率的に増やすことができます。
同じ銀行口座を持つことで、お互いの送金手数料も無料のことが多いのでぜひ活用しましょう。
私が同棲中に活用していたのは楽天銀行でした。特に二人ともが働いていると忙しくて、銀行で現金をおろすのも難しいですし、ネット銀行をうまく活用できると便利です。
2-3. 無駄遣いを見直す
2人での生活において、無駄遣いは避けたいもの。共通の趣味やライフスタイルを見直し、節約するポイントを見つけることが大切です。
使ったお金に名前をつけるクセをつけると、溜まりやすくなるそうです。
「消費」:これは生活する上で必ず必要なもの。自炊の食費や、公共料金などが当てはまります。
「投資」:交際費や生活をより豊かにするための家電や、二人の思い出の旅行など。本来の投資とは少し意味合いが異なりますが、人生が輝くものに使ったお金は投資として名前をつけてあげます。
「浪費」:この項目を少なくすればするほどお金が溜まりやすくなります。天気予報を確認せずにでかけてコンビニで購入したビニール傘。事前にお金をおろし忘れて急遽ATMでおろしてかかった手数料。ストレス解消のために勢いで買ったスイーツやお酒などなど。
3. 同棲カップルが実践する8つの貯金ルール
3-1. 定期的なミーティングを設ける
お金に関する話し合いを定期的に行うことで、2人の目標や計画を共有し、貯金の方向性を確認することができます。
特に日本人はお金について話すことをタブーとしがちです。結婚前にお金について話し合える関係性を作れるとその後の資産形成もとても楽になります。
3-2. 非常用資金を作る
急な出費や緊急事態に備えて、非常用資金を設けることは必須です。これにより、突然の出費にも対応でき、貯金計画が狂うことを防ぐことができます。
非常用資金の項目としては、医療費、冠婚葬祭費、帰省費などがあります。
医療費の場合には生活費の1ヶ月分、冠婚葬祭費は10万円を目処に貯めておくと安心です。
3-3. 貯金の自動振替を利用する
自動振替を利用することで、貯金を習慣化することができます。これにより、毎月一定の額を自動的に貯金することができ、貯金の積み上げがスムーズに進みます。
前述の通りこちらもネット銀行が非常にサービス豊富です。
3-4. 2人での趣味や娯楽を見直す
共通の趣味や娯楽に関する出費を見直し、節約するコツを探ることが大切です。例えば、映画館ではなく、家で映画を楽しむなどの方法が考えられます。
3-5. 大きな出費は事前に計画する
旅行や家電購入などの大きな出費は、事前に計画を立てることで、無駄な出費を避けることができます。
3-6. 割り勘のルールを明確にする
食事や外出時の支払いを公平に行うための割り勘のルールを明確にすることで、お互いの負担を軽減することができます。
同棲するとデートなども二人のお財布から出すようになるケースが多いそうです。
その場合も予算を決めるのか、それぞれのお財布から出すのか事前に相談しておくといいですね。
3-7. 定期的に貯金の進捗を確認する
貯金の目標達成を確認し、必要に応じて計画を見直すことで、目標に向かって確実に進むことができます。
3-8. 貯金の目的を共有する
2人での将来の夢や目標を共有することで、貯金のモチベーションを高めることができます。
4. まとめ: 同棲生活での貯金を成功させるためのステップ
8つのルールを実践することで、同棲中のカップルも安定した貯金生活を築くことができます。経済的な安定を基盤に、より豊かな同棲生活を楽しむためのヒントを再確認します。